禁欲達成Radio『禁欲が継続できない心理作用』
- kinyokutasseilab
- 2021年2月27日
- 読了時間: 4分

皆様、おはようございます。禁欲達成Lab.のLakumoです。 本日は、「なかなか禁欲を継続することが出来ない」「10日もしない内にリセットをしてしまう」という方に向けて、『禁欲が継続できない心理作用』というテーマについてお話したいと思います。
今の時代はコロナ時代。女の子とも遊ぶことも出来ないし、学校に行くことや外出することも出来ない。本当に面白くない一年でしたよね。
そんな中でも「どうにか自分の人生をよくしたい」という方に向けての禁欲達成Radioになります。
その心理作用の根幹となるマインド。それは「自慰行為をしてはいけないという呪縛」です。
あなたは禁欲実践を意識して行っている時、どういったマインドで実践に取り組んでいますか?
「オナニーをしてはいけない」「エロを目に入れてはいけない」と心の中で唱えながら日々をお過ごしでしょうか。
確かに、僕自身も「禁欲やってはいけない3原則」でお話した通り、「触らない」「見ない」「考えない」と「~しない」「~してはダメ!」と禁欲のことを解説させていただきました。
しかし、それは原理原則であるだけで、「禁欲実践を継続する」という目的からのアプローチには適さない表現、マインドになります。
皆さんは幼い時に、「このおやつはまだ食べちゃだめよ!」とお母さんから声をかけられたことはありますか?
また、「この赤いボタンだけは絶対に押しちゃダメ!」と目の前の人に言われたとします。
今まで、ずっとそこにあったボタンなのに、そういわれたとたんに急にボタンが気になり始めます。お母さんに言われたことなら特に「今まで食べたいとも思わなかった、机の上のクッキーがとても美味しそうに見えてきます。」
その場からお母さんが離れしまうと、クッキーのお皿の上にかけた破片を見つけてしまいました。
あなたの年齢は5歳。その見つけたクッキーの破片を食べずに見過ごすことは出来るでしょうか?
そう。人間というものは、「~をしてはいけない。」「~しちゃだめ。」と自分に言い聞かせれば言い聞かせるほど。やっちゃダメな行為により興味を持ち、してはいけない事柄に対し大きな魅力を感じてしまう生き物なのです。
こうした人間の「禁止や制限をすればするほど、返って興味がそそられてしまう」心理現象。それを『カリギュラ効果』と呼びます。
これは、1980年に公開された『カリギュラ』という映画があります。その内容がすごく過激であった為、ボストンなどの一部地域で公開禁止になったことで、かえって世間の話題を惹いた事柄が語源になります。
心理学的用語では『心理的リアクタンス』と呼びます。
これは人間の脳の特性なので、誰であろうがどんな性格を持っていようが。
「カリギュラ効果」には、敵うはずがありません。人の特性です。
そんな人間の特性、「カリギュラ効果」という言葉を理解してから、あなたの送っていた日々の禁欲生活に話を戻しましょう。
部屋で一人の休日、布団に入った就寝前のことを思い出してください。
「自慰行為をしてはいけない!」「エロ動画を見てはいけない!」あなたは心の中で同じ言葉を繰り返します。
「自慰行為!」「エロ動画!」自分の中で禁止、抑制すればするほどに、そうした「キーワード」が気になって、仕方がなくなります。
そして、スマホを手に取ります。
「少し見るだけならいいか…」
「そう、見るだけ…」
「触ってはいけない…」
あなたのパンツはいつの間にか下へずらされ、気が付いた時にはお子さんの頭を優しくなでている訳です。
「ただ、触っているだけ…」
「最後の最後、出してはいけない…出してはいけない…」
リセットおめでとうございます。
あなたが積み上げた禁欲日数は、対した効果も、成果も出さないままに全てが無駄になりました。
そして賢者タイムのその時に心に誓うんです。
「次こそは、しこってはいけない。」
いかがでしょうか。これが人間の心理特性「カリギュラ効果」に翻弄された、禁欲実践者になりきれない「オナ太郎」の日常です。
人間の特性というものは、変えることのできないものであり。あらがうことのできない本性です。そうした特性を理解した状態でなければ、あなたの不自然な行為で誇張された「ねじ曲がった性欲」は、制御することは難しいものとなります。
この「カリギュラ効果」を逆に利用した動画が禁欲達成Lab.には存在します。
そちらの方も活用し、更なる禁欲実践の継続にご活用ください。
禁欲達成Lab.のLakumoでした。ではまた☆
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